Azure WebAppsのIP制限を一時的に全許可にする方法

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新年あけましておめでとうございます。

2021年新春一発目のブログでも書こうと思います。

Azure WebAppsのIP制限を一時的に全許可にする方法

Azure WebAppsを利用しているときにIP制限をかけることがよくあると思います。VNET Integrationするまでもない環境や管理サイト、API Managementからしかアクセスできないようにするなど利用方法については様々だと思います。

さて、IP制限をかけたはいいものの一時的に解除したい時にIP制限を多く設定しているめんどくさいことが多いと思います。

例えばAPI Managementの後ろにWebAppsを配置していてSwagger定義を新たに読み直したい時、Azure PortalからIP制限をかけているWebAppsに対してSwaggerの読み直ししようとするとPortalのIPがIP制限によってはじかれたりします。

全部のIP制限の設定をいったん削除してもう一度設定するなんてことをすれば回避できますがこれはめんどですよね。そういう時はIP制限の設定で最優先として下記のIPを設定することで一時的に制限を全許可にすることが可能です。

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優先度を「1」にすることで、いずれの設定よりも優先的に解決されます。

気を付けなくてはいけないのが、上記の設定を必ず削除することを忘れないでください。すべての環境からアクセスできるようになってしまうのでその点だけは注意しましょう。

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