2017年8月のWebAppsのアップデートで地味に便利な機能が追加されました。
それがIPアクセス制限です。これ地味に便利というかなんで今までなかったのと聞きたくなる機能です。
ポータル画面から簡単に設定できるので本当にありがたいですね。
それでは見ていきたいと思います。
※この情報は2017年9月17日時点の情報となります。
WebServiceのIP制限設定方法
WebAppsを作成したらネットワークの設定画面に遷移します。
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IP制限という項目があるので「IP制限の構成」を選択します。
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IP制限の画面で追加ボタンを押下します。
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IP制限の設定画面が表示されますのでとりあえず下記の設定を入力します。
「192.168.0.1」
「255.255.255.0」
入力したら作成をおしてしばらく待ちましょう。
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IP制限を作成したらブラウザでWebAppsのURLにアクセスしてみましょう。
上記のようにブラウザに表示されれば成功です。
通信を確認するとHTTP403 で帰ってきてることがわかると思います。
本当に簡単に設定ができるので便利です。
おまけ
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Azure FunctionsでもAppServceプランを利用している場合はネットワークの設定でIP制限をかけることが可能です。
Functionsでアクセス制限かけられるのは本当にありがちですね。
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但し、従量課金のプランの場合はネットワークの設定を弄れないのでIP制限をかけることはできません。
従量課金プランにはあまり多くを望まないほうがいいという知見が最近溜まっております・・・・。
地味だけど本当にいいアップデートですので利用していきましょう。
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